ある日ARSOAは、小淵沢に出会った。
そこは、他のものを寄せ付けない、
ただ深いだけの自然ではない。
空と繋がり、風を遊ばせ、水を行き渡らせる。
動物たちは自由に行き交い、
人々は、優しく迎えられる。
そして、心を開き、共に生きよう、と囁く。
誰かが主役になり、先頭に立つものはいない。
この地の生きとし生けるものが
寄り添い、繋がり合いながら、
それぞれの生命を謳歌している。
だからこそこの地は、キラキラと輝く。
大地にも、葉にも、空にも、風にも、
水にも眩いばかりの色彩が踊る。
そこには、生きる力が、満ちている。
共に生きる歓喜の声が、溢れている。
だからARSOAは、ここにいる。